とにかくフレンドリーな家主。多彩な趣味が溢れて外まで出る様な遊びと仕事がうまく融合し、サンダル履きでウロウロと外も中も境界線はできる限り曖昧に、自分も家族も友人も緩やかに隔てなく気軽に気軽にという生き方を形にしました。軒を深くしなるべく自然に影を作り涼しい風を外から取り込み、階高を抑えたことで重心は低く横幅を大きく見せることで来る人が楽な気持ちでアプローチしてくれます。釣りをしたり、畑をしたり、自転車で出かけたり、ボーダーコリーも家族の一員で、乱雑さや汚れさえも様になる、とても住宅街にあるとは思えない山里の風景そのままの楽しい住宅です。
