日本三大朝市ともいわれる高山の二つある朝市の一つ、高山市の中心を流れる宮川沿いの宮川朝市。創業から40年以上漬物と味噌の専門店として、大掛かりな改装もせずほぼ毎日休まず営業していました。観光スポットとしての賑わいは残っていても、お土産文化の縮小は否めません。「旅行の思い出として自分のために何かを買う」誰かのためではなく、自分や家族に旅先で見つけたちょっと素敵なお買い物、そんな楽しみ方がスタンダードになって来た気運を感じ、漬物を美味しく、また楽しく食べるための皿や壺などをオススメしつつ、豊かな食卓には必要不可欠な環境を提案すべく、家具や照明器具からアートピースの様な工芸品までを取り扱うショップへ変化させました。高山観光のメインコンテンツである朝市通りから市内で特色あるものづくりをしている方達との繋ぎ役になっていくことを期待して、楽しい施設に徐々にバージョンアップさせてゆく予定です。